何でも妹を優先する両親「婚約者を妹に譲りなさい。お姉ちゃんなんだから。あんたはお父さんの同僚(23歳年上)が気に入ってくれてるから、そっちにしなさい」

何でも妹を優先する両親「婚約者を妹に譲りなさい。お姉ちゃんなんだから。あんたはお父さんの同僚(23歳年上)が気に入ってくれてるから、そっちにしなさい」

私は年子の実妹が大嫌い。
子供の頃から親の姉妹に対する差別が凄まじかった。
もう「お姉ちゃんなんだから譲ってあげなさい」
のレベルがそんじょそこらの家庭とは違う。
記憶ある中で一番最初のやつは、
幼稚園の運動会で一番をとって貰ったメダルを
「お姉ちゃんなんだから」と没収され、妹に渡された。

妹は妹でメダル貰ってるのに。

祖母が送ってくれた誕生日プレゼントを
「お姉ちゃんなんだから」と妹行き。

席書コンクールで金賞を取り、
市内の小さな冊子に乗ったら、
「実は妹が代筆した。」と周りに広める。

友人と応募したアイドルのチケットを
「失恋中の妹ちゃんに譲れ」と取られかけ、
びりびりに破れた。

そんなんだから妹は調子に乗り、
少しごねれば姉の物は私の物☆
と思うようになった。
親は親でどんなに心情を訴えても、
世の中の妹や弟は優先されるべき
という考えを曲げなかった。

大学進学ではやはり
「妹ちゃんの為に使いたい」という理由で
学費を出してもらえなかったので、
奨学金で遠くの大学に進学した。

こっそりやってたバイト
(バレればバイト代を取られると
無意識に思ってた)で貯めたお金と、
父方の叔母の援助で一人暮らしを開始。

大学の友人は、私の異常な早食いに驚いてた。

モタモタしてると妹に取られるから
早食いの癖が付いていたんだよね。

最後の最後は婚約者を取られかけました。

両親に婚約者の存在を知らせておらず、
挨拶もいついくか決めてない段階で
私の一人暮らしのアパートに凸された。

「婚約者を妹に譲りなさい。お姉ちゃんなんだから。

あの子、彼氏ができないの。
あんたが譲れば妹は幸せよ。

あんたはお父さんの同僚(23歳年上)が
気に入ってくれてるから、そっちに、しなさい。」

もうブチギレてその場で両親を蹴り出してしまった。

その後は興信所を使われて、
婚約者を特定され妹本人が婚約者に凸した。

でも婚約者は私の家族のキチっぷりを知っている。

アパート凸の事があってから、
わたしが家族と縁を切るつもりだ
ということも理解してくれている。

妹はもちろん門前払い。
私は婚約者と籍入れて、来月には海外に行く。

私に取って救いだったのは、
婚約者と義両親が私の家庭環境を理解して
優しく接してくれたこと。

感謝しきれない。

もう私には親も妹もいませーん。
初めからいなかったんだよ、うん。

ちなみに結婚の挨拶は、
両親では無く支援してくれた叔母にしました。

少しずつお金を返しつつ、
叔母とはこれからも連絡は取り合うつもり。

「愛のコメント」

「お姉ちゃんはつらいよ」を地で行ってたんですね。

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